書籍話。

三島 由紀夫さん「葉隠入門」
「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」で有名なアレの山本常朝の口伝について、三島由紀夫さんが語っております。
後半は原文と現代語訳が載っているので、非常に便利な一冊。
しかし、江戸時代でも、「昔はもっと厳しかった」とか「今の若いものは軟弱者だ」という考えは変わらないんだなぁと。
おもしろいですね。
例の一文も必ずしも「死んでこい」といっているのではなく、全体を通してみた時には覚悟とは何であるか、その裏では何を考えるのかが書いてあります。
現代人にも非常に勉強になるところが多い一冊です。
ホント、オススメ。
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