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This is the archive for January 2008

漫画話。

 キャノン先生トばしすぎ

 ゴージャス宝田さん「キャノン先生トばしすぎ」
 年に何冊か、自分のあり方とはなんだろうかと考えさせてくれる熱い漫画がある。
 これはその一冊。
 先週末に届いていたんだけど、どこにおいたか忘れてしまい見つけられなかったw
 ふう、あったぜ!
 私は限定版を買ったので、小冊子がついていたんですが通常版は未収録な話が載ってるとか。
 そんなバカなw

 モノを作る気持というのはどこで生まれるのだろう。
 何か自分が見た、感じた、一緒にいたそういうところから「ああ、自分もこのステージにいられたらどんなに幸せだろう」という感情からではないかと思う。
 それがたとえエロであろうと、そこが原点であり、そして続けられるのであれば幸せなんじゃないだろうか。

 自分がなしえない事をやっている方々に対して、人はいろいろな感情を抱くと思う。
 尊敬、感謝、羨望、嫉妬、恨み・・・自分が好きなだけにそのステージに上がれない自分との距離を感じる事でまた、自分の中にあたらしい感情を与えてくれる。
 いい意味でも悪い意味でも。

 ただ、そういうステージにいる方達はどれだけの努力をしているかということだ。
 ステージに立てなかった人は、チャンスが無かった、やれることはやった、あれ以上はできなかった、そんな言い訳ばかりがでてくる事もあるだろう。
 そう、言い訳。
 私は言い訳大好き。
 そして、心に蓋をする。

 体を壊し、熱をだし、心を壊し、生活を壊してもモノをつくる側にいる人達と、それを安全に受け取る側にいる消費者。

 自分は消費者側として、このクリエイターの熱い気持に憧れる。
 自分では決して行くことが出来なかった場所。
 そういう所に自分を近寄らせてもらっている気持にさせてくれる、そういう漫画だと感じたわけです。

 ロリエロなんですが、その裏側にある熱い思い。
 本当にすばらしい漫画だと思いました。
 いやー、熱いです!
 エロなんですがww
 よし、漫画描くぞ!って思わせてくれる。<描かないとw
 そういう素敵な漫画です。
 オススメ。

雑誌話。

 月刊 アフタヌーン 2008年 03月号 [雑誌]

 「月刊 アフタヌーン 2008年 03月号」
 篠房六郎さんが新連載!
 うはっ、ツンデレ!!
 ・・・これ、連載続くのかしら?いろんな意味で不安!
 ですが、最高だ!来月も期待!

 更に、「ラブロマ」のとよ田みのるさんも新連載!
 こっちはピンボール。
 すごいネタだ!華ちゃんの口がブルブルしているのが素敵!

 なんか素敵連載が2本も始まったので、アフタヌーンが楽しみになりました。はい。

漫画&エッセイ&小説話。

 兎 野性の闘牌

 伊藤誠さん「兎 野性の闘牌」10巻
 命がけのバトルに突入!しかもZOO同士で!
 って感じで大騒ぎです。
 狐が怖いですw

 GA-芸術科アートデザインクラス

 きゆづき さとこさん「GA-芸術科アートデザインクラス」1巻
 美術学校のウンチク系?4コマ漫画。
 なかなか楽しいw
 仲間がいると楽しいんだろうなぁ。
 オススメ。

 ひだまりスケッチ

 蒼樹 うめさん「ひだまりスケッチ」1巻
 こちらも美術学校の4コマ漫画。
 こちらは心情などを展開。表情がすごくいいです。
 オススメ。

 小玉ユキ短編集

 小玉 ユキさん「小玉ユキ短編集」1巻
 短編集。
 なんかこういう話を書けるのっていいなぁと思います。
 特に女性がホームレスしてる話はいいなぁっていうか、どこかで読んだ記憶があるんだけど、掲載誌に記憶は無いw
 オススメ。

 片恋の日記少女 (花とゆめCOMICS)

 中村 明日美子さん「片恋の日記少女」
 短編集。
 女装がすきなんだな!ってつい思っちゃう話が入っております。
 なんていうか、どこか背徳的というかエロスが感じられます。
 なんでもない仕草とかが艶かしいというか。
 BLの本はちょっと毒いですが、こちらはいたってフレッシュなので、是非!
 オススメ。

 聖☆おにいさん

 中村 光さん「聖☆おにいさん」1巻
 最高だ。
 天才が漫画を描くとこうなるのか!という見本ではないかと。
 ブッダとイエスが休暇で地上で過ごす話なんですが、すごく笑えます。
 いやー、最高!
 オススメです。

 マリア様がみてる-キラキラまわる

 今野 緒雪さん「マリア様がみてる-キラキラまわる」
 そろそろ祥子様と玲様が卒業だなぁと思ってしまう巻。
 みんなで遊園地に行く話しでございます。
 各、登場人物たちにドラマがあるんですが、なかなか面白くまとまっておりますよ。
 柏木さんと弟の絡みが弱い感じもありますがw
 長々と延命されたくない感じもしつつ、ダラダラと彼女達のドラマをみていた気にさせるシリーズです。
 オススメ。

 養老訓

 養老 孟司さん「養老訓」
 エッセイ。
 年とってから読むも良し、若いうちに読んで先の事を考えたりと、使い勝手はいい本。
 さらさら読めるんですが、なかなかに感慨深いものを感じました。
 ずーっと東京に住んでいると田舎が羨ましいんですが、やっぱり田舎暮らしっていいなぁと思ったり。
 忘れていた、感情や余計な心配について考えさせられる本です。
 ちょっと生き方に疲れたなぁと言う方や、年配の方にオススメ。

小説話。

 ライトジーンの遺産

 神林 長平さん「ライトジーンの遺産」
 SF小説。
 表紙が高河ゆんさんなのか(奥さんに借りたので、いま、カバーを初めてめくった)
 未来のお話でライトジーンという会社が作った人造人間のコウが主人公。
 世界観としては臓器崩壊という病気に悩まされている人類と、人工臓器を作っている企業と、そしてお気楽に暮らしているコウのお話になります。
 いや、各章毎に臓器のある部分に関係して話が進んでいくんですが、これがとても面白い。
 ハードボイルドな雰囲気もあれば、非常にまったりした雰囲気の話もあり。
 最期はまじっすか?という形で終わっております。
 これはいいSF小説だ。
 ウィスキー好きな主人公はとても素敵。
 非常にオススメです。

漫画話。

 Danza

 オノ ナツメさん「Danza」
 短編集。
 ハートフルです。
 いい話多いなぁ。やっぱり話が上手です。
 絵柄はデフォルメ系ですが、話は濃いです。
 オススメ。

 誰かがカッコゥと啼く

 イダ タツヒコさん「誰かがカッコゥと啼く」2巻
 世界観が歪みまくっていて最高!
 普通はこんな世界観思い浮かべられませんよ。
 すごいです。
 理解の外を大変したい方は是非!
 オススメ。

 カラクリオデット

 鈴木 ジュリエッタさん「カラクリオデット」5巻
 アンドロイドなんだけど、すごく人間ポイ。
 恋愛感情ではないけれど、題材としてすごく恋愛。
 ニヤニヤしちゃいますです。
 オススメ。

 星は歌う

 高屋 奈月さん「星は歌う」1巻
 新作。
 また、主人公が微妙にいたたまれない設定。きっとこの後もいたたまれない設定がボロボロ出てくるはず。
 が、嫌な気持ちがあまりしないように話が練られているのが好きです。
 まだ話にエンジン掛かってない感じですが、楽しみです。

 ブラッドハーレーの馬車

 沙村 広明さん「ブラッドハーレーの馬車」
 こっちはつらい!昼寝前に読んだらうなされた!
 舞台に上がれるよといって、虐待される孤児達。おいらこういう設定吐きそうになるからダメだorz
 すいません。勘弁してください。

 朝霧の巫女

 宇河 弘樹さん「朝霧の巫女」5巻
 ずっとまっていましたよ!!!
 って感じで話はぶっ飛んでおります。
 ヒロくんはどうなるのか!っていうかコマさんの昔の話と言うか、ある一コマのコマさんのお尻がエロス。
 ああ、6巻はまだでしょうか?
 オススメなシリーズです。

雑誌話。

 月刊 Comic REX 2008年 02月号

 「月刊 Comic REX 2008年 02月号」
 秋枝さんの東方を読みたくて購入。ウサギ達がかわいい。うどんげの制服って制服だったのかw
 つくりものじさんの漫画が載っていて衝撃。感動。
 同人誌でやっていたのも単行本化してはもらえないだろうかw
 オススメ

歴史書&雑誌話。

 ローマ人の物語〈12〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(中) (新潮文庫)

 塩野 七生さん「ローマ人の物語 ユリウス・カエサル―ルビコン以後(中)」12巻
 カエサルがポンペイウスにかって、戻ってきてからの内政について。
 なんというか、考える事が大きく、そして頭のいい人だったんだなぁと。
 時期にカエサルが暗殺されるのは歴史上有名な話ですので、あちこちにもう少し生きていればと思わせる話でした。
 彼が初代皇帝になったときは、どうなったんだろうと思わせる政治手腕だと思います。
 オススメ。

 コミック エール ! 2008年 02月号

 「コミック エール ! 2008年 02月号」
 モクソン!モクソン!
 という事で、秋枝さんのモクソンが載っているので購入。
 また、2冊届いたwww
 注文したのを忘れて、二度クリックしているのだろうか??
 モクソンいいですw
 オススメ。

 まんがタイムきらら Carat (キャラット) 2008年 02月号

 「まんがタイムきらら Carat 2008年 02月号」
 大沖さんの漫画が読みたくて購入。
 最近、まんがタイム系は買ってなかったんですよね。沢山出すぎで、どれかったか覚え切れなかったから。
 まったり宇宙人を相手にボケツッコミな感じです。
 脱力できるw
 オススメ。

小説&漫画話。

 Fate/Zero Vol.4

 虚淵 弦さん「Fate/Zero Vol.4」
 同人誌ですが。
 Fateの10年前の話であるシリーズの最終巻。
 ついに前回の聖杯戦争の決着が。

 内容に関しては書かないですが、本当にいい話であり、救いのない話でありました。
 ライダー組には泣けました。ありがとう。
 セイバーには絶望を。カワイソス。
 Fateが救いのある話しであったのが心の救いでしょうか。
 
 題材がFateという事で、世間一般にはあまり受け入れられない作品のレッテルが貼られる可能性はあるとおもいます。
 が、小説という媒体で見たときにはとてもすばらしい作品だと感じました。
 星雲賞とかいけるんじゃね?って。
 すばらしい小説に出会えたことを感謝したいです。

 うぃずりず

 里 好さん「うぃずりず」2巻
 外装は外国人!心は昭和の日本人!な小学生のリズさんが出てくる4コマ漫画。
 基本キャラはそんなにいないけど、そんなにバタバタしてる感じはしないです。
 話の流れも安定してきてるし、絵柄も安定してて読んでいて気持ちのイイ漫画。
 先生がいじられているのが、ええ感じだ。
 金髪っ子が好きな人は是非!
 オススメ。

 アオバ自転車店

 宮尾 岳さん「アオバ自転車店」2巻
 自転車店なお話。
 マニアックな自転車ばかりではなく、ちょっとしたエピソードもいい感じ。
 並列連載してるらしいので、すごいなぁと。
 オススメです。

 仮面のメイドガイ

 赤衣 丸歩郎さん「仮面のメイドガイ」6巻
 メイドガイです。
 おいら5巻かってないのか??
 乳とかメイド好きな人は是非。

 スケッチブック

 小箱 とたんさん「スケッチブック」1巻
 アニメが面白いというので、漫画を買ってみた。
 4コマなんですな。
 まったりと美術部の皆さんの日常を描いている感じ。
 名前がまったく覚えられん!

 バナナはおやつに入りません

 タカハシ マコさん「バナナはおやつに入りません」
 BL。
 タカハシマコさんはBL系は駄々甘いけど、女子系はきびしいと奥さんにいったら「女性だからね。」といわれました。
 と言う訳で、こちらは駄々甘い感じです。
 どぎついBLはちょっとアレだけど、BL読んでみたいなぁって人にオススメ?w

漫画話。

 るーむROOM NO.1301 1 (1) (角川コミックス ドラゴンJr. 121-1)

 新井 輝/さっちさん「るーむROOM NO.1301」1巻
 小説のコミカライズ。
 が、イラストレーターがそのまま漫画を描くというあまり無いケース。
 さっちさんはまあ、同人誌のほうでガンガン描いてますしねw
 コミック版は設定が若干変わってますけど、キャラの特徴は大体そのまま。
 さて、これからどうなるんでしょうか。綾さん中心かw
 オススメ。

漫画&小説話。

 こばと。

 CLAMPさん「こばと。」1巻
 ほんわか不思議系話。
 ちょっと目の描き方が・・・かわったのかな?
 若干癖がある感じですが、全体的には世界設定をやんわりと1巻でした感じでしょうか。
 話ががっつりと進むといいなぁ。
 聖伝のときみたいに泣ける話が最近ない気がするぜ?

 Kiss×sis

 ぢたま 某さん「Kiss×sis」2巻
 弟と姉二人がいちゃいちゃするお話。
 すでにある意味で一線は越えちゃっている感じがします。
 しかも、放尿シーンとか!大丈夫か!昔を思い出します。
 結構たいへんな事になっています。
 こうちゃんはこういう兄妹で良くといいよ。
 オススメ。

 ネタも休み休み言え!―闘うグラフィックデザインの現場 (UNPOCO ESSAY COMICS)

 くつき かずやさん「ネタも休み休み言え!―闘うグラフィックデザインの現場」
 雑誌「ウンポコ」で連載しているデザイナーのお話。
 なかなかに体験談なんでおもしろおかしいです(ひどい
 他業種ってどんな仕事しているんだろうなぁ?って思いますが、こういう話は勉強になりますね。
 プログラマーも一番最初の現場はCD聞きながら仕事できたけど、その後の現場はNGだったしなぁ。
 どうなんだよ?って思うこともありましたけどね。
 オススメ。

 ラビリンス・ドール―魔界都市迷宮録 (ノン・ノベル 837)

 菊地 秀行さん「ラビリンス・ドール―魔界都市迷宮録」
 ひさしぶりに買った魔界都市の小説。
 人形娘が主人公で、メフィストはでてくるものの、せつらは名前が出てこない。
 ちょっとしたサスペンス風での短編集な感じ。
 人形娘かわいいなぁ。
 オススメです。